テクシオ・テクノロジーは、60年以上の歴史を誇る国内メーカーです。
自社ブランド「TEXIO」のオシロスコープ製品を製造・販売しているほか、台湾メーカー(Good Will Instrument)のブランド「GW Instek」のオシロスコープ製品も取り扱っています。
本記事では、同社が提供するオシロスコープの製品や、企業の特徴を紹介します。導入検討の参考として、ぜひご覧ください。
| 型番・モデル名 | DCS-1054B/DCS-1074B/DCS-1104B/DCS-1072B/DCS-1102B |
|---|---|
| 価格 | 87,780円(税込)~167,200円(税込)※機種により異なります |
| 最大サンプリングレート | 1GSa/s(1チャネル使用時)※使用チャネル数によって異なります |
| 周波数帯域 | DC~50MHzからDC~100MHz※機種により異なります |
| チャネル数 | 4チャネル、2チャネル※機種により異なります |
| 垂直軸分解能 | 8ビット※共通仕様 |
機器同士のデータ通信(I2C/CANなど)の信号解析に標準仕様で対応しているのが特徴です。追加オプションなしでエラーの発生タイミングを可視化できるため、通信不具合の原因調査がスムーズになります。
最大で約1,000万データ分(最大10Mポイント)の波形を一括記録できるメモリを搭載しており、1秒間に5万回の波形を更新できる処理速度を持っています。
VPO表示機能(波形の変化を視認できる色の濃淡で表示する技術)を活用すれば、一瞬しか起きないようなノイズや信号の乱れも検知可能。
通信とアナログ信号を同時に扱う組込み機器の開発・評価現場に向いており、見落としのリスクを抑えながら調査時間を短縮し、品質も確保できます。
| 型番・モデル名 | MPO-2102B/MPO-2104B(Basic version) MPO-2202P/MPO-2204P(Professionalversion) |
|---|---|
| 価格 | 323,400円(税込)~429,000円(税込)※機種により異なります |
| 最大サンプリングレート | 1GSa/s(2チャネル以下使用時)※使用チャネル数によって異なります |
| 周波数帯域 | 100MHz~200MHz※機種により異なります |
| チャネル数 | 4チャネル、2チャネル※機種により異なります |
| 垂直軸分解能 | 8ビット※共通仕様 |
オシロスコープに加え、スペクトラムアナライザ、任意信号発生器、マルチメータ、直流電源を1台に統合。限られた設置環境でも測定作業を効率化できます。
Professional versionでは、内蔵のMicroPythonによってPC不要の自動試験構築が可能。 FlexRayやUSB PDなどのプロトコル解析機能も標準搭載されており、アナログ波形と通信バス信号を同時に表示・解析できます。
両者の相関を可視化し検証を容易にし、組込み機器の開発現場でのデバッグや信号評価の再現性向上に貢献します。
| 型番・モデル名 | MDO-2102EG/MDO-2104EG/MDO-2202EG/MDO-2204EG/MDO-2104EX/MDO-2204EX |
|---|---|
| 価格 | 231,000円(税込)~442,200円(税込) ※機種により異なります |
| 最大サンプリングレート | 1GSa/s(4チャネルモデル:1チャネルまたは2チャネル使用時)※使用チャネル数によって異なります |
| 周波数帯域 | 100MHz~200MHz※機種により異なります |
| チャネル数 | 4チャネル、2チャネル※機種により異なります |
| 垂直軸分解能 | 8ビット※共通仕様 |
製品の最終検証段階では、「まれにしか発生しない不具合」や「ノイズの原因が特定できない」といった課題に直面しやすく、不具合の見落としや再現性の低さが、評価作業の遅延や手戻りにつながるリスクがあります。
MDO-2000Eシリーズは、1秒あたり最大12万回の高速波形更新と最大29,000枚のセグメント記録機能を搭載。突発的なノイズやジッタを高精度で捉えることが可能です。
本体と独立した処理系を持つスペクトラムアナライザ機能により、ノイズの周波数帯域や発生源の特定も迅速に行えます。
RBW(周波数分解能)設定やホールド表示機能で、周波数の変化を視覚的に捉えられるため、詳細な周波数解析に有用です。
検証工程のやり直しや開発スケジュール遅延などのリスクを低減できるほか、測定・解析作業や評価人員の工数削減にもつながります。
| 型番・モデル名 | GDS-3504/GDS-3502 |
|---|---|
| 価格 | GDS-3504:583,000円(税込)、GDS-3502:506,000円(税込) |
| 最大サンプリングレート | 4GSa/s |
| 周波数帯域 | 500MHz |
| チャネル数 | GDS-3504:4チャネル、GDS-3502:2チャネル |
| 垂直軸分解能 | 8ビット |
最大4チャネルを独立した垂直軸・水平軸・トリガー条件で同時表示できる「画面分割機能」を搭載。時間軸の異なる非同期信号も一画面に静止表示することが可能です。
信号の相関関係を視覚的に把握しやすくなるため、比較・検証作業の手戻りを防止につながります。
入力インピーダンスを1MΩ/75Ω/50Ωから柔軟に選択できるため、高周波信号や映像信号といった測定条件の厳しい対象でも、プローブやアダプタを交換せずに適切な接続環境を構築可能。波形の歪みや反射による測定ミスを回避し、正確なデータを取得できます。
柔軟な設定機能と視認性の高い画面表示により、測定のやり直しや誤認識を最小限に抑えながら、検証業務の効率化と信頼性向上の両立を実現しています。
| 型番・モデル名 | DCS-2000Eシリーズ |
|---|---|
| 価格(メーカー希望小売価格) | 206,800円~(税込) |
| 最大サンプリングレート | 最高1GS/s |
| 周波数帯域 | 70/100/200MHz |
| チャネル数 | 4CH/2CH |
| 垂直軸分解能 | 8ビット |
DCS-2000Eシリーズは、大型8インチWVGA画面を搭載した最高1GS/sのデジタルストレージオシロスコープです。最高120,000波形/秒の高速波形更新とVPOテクノロジーによる階調表示により、発生頻度の少ない現象を明瞭に観測できます。最大10Mポイント/CHの大容量波形メモリと最大29,000画面のセグメント機能を備えており、必要な現象のみを効率よく捉えられます。
標準でシリアルバストリガとデコード機能をサポートしており、バス解析にも対応しています。
| 型番・モデル名 | GDS-2000Aシリーズ |
|---|---|
| 価格(メーカー希望小売価格) | 316,800円~(税込) |
| 最大サンプリングレート | 最高2GS/s |
| 周波数帯域 | 70/100/200/300MHz |
| チャネル数 | アナログ2CH/4CH |
| 垂直軸分解能 | 8ビット |
GDS-2000Aシリーズは、広帯域と最高2GS/sのサンプルレート、VPOテクノロジーによる高速データ処理を備え、80,000波形/秒の高速波形更新を実現するデジタルストレージオシロスコープです。ジッタの観測やグリッチなど、発生頻度の少ない波形や高速に変化する波形の解析を容易に行えます。
最大2Mポイントの大容量メモリを搭載しており、オプションのロジックアナライザモジュールを追加することで、8CH/16CHのシリアルおよびパラレルのロジック解析も可能です。
| 型番・モデル名 | GDB-03 |
|---|---|
| 価格(メーカー希望小売価格) | 55,000円~(税込) |
| アナログ信号 | 正弦波/方形波/ 三角波/ FM変調信号、ビデオ信号 正弦波の信号周波数は可変可能 |
| デジタル信号 | ロジック/UART/I2C/SPI/CAN/LIN |
| 周波数 | 1Hz~999Hz 1Hzステップで可変可能 |
GDB-03は、オシロスコープの基本操作から、CANやLINといったロジック信号の高度な解析機能まで、両方を学ぶことができるオシロスコープ用の信号発生器です。正弦波・方形波・三角波・FM変調信号・ビデオ信号などのアナログ信号にくわえ、UART・I2C・SPI・CAN・LINといった各種デジタル信号の出力にも対応しています。
詳細は企業に直接お問い合わせください。
TEXIOとGW Instekの2ブランドを通じて、工業教育・開発・生産といった幅広い現場に貢献している国内メーカーです。
品質向上のための取り組みとして国際規格ISO9001認証を取得し、提供される電子計測器は、国家標準に基づくトレーサビリティ体系の下で管理。信頼性の高い測定環境を支えます。
校正・修理は販売代理店を通じて受付しており、校正書類一式(試験成績書・校正証明書・トレーサビリティ体系図)も発行。生産終了後も、自社設備で可能な限り対応しており、長期的な運用にも安心して活用できるサポート体制を整えています。
オシロスコープを選ぶ際は、用途に合った「周波数帯域」の選定がとても重要です。
メーカーごとに得意とする周波数帯域やラインアップには違いがあり、それが価格や解析機能、拡張性にも影響します。
本メディアではオシロスコープメーカーへの相談を検討中の企業向けに、周波数帯域別におすすめのメーカーを3社ご紹介している特集ページがありますので、併せてご参照ください。
GW Instekブランドは、「Good Will Instrument Co., Ltd.」が開発した製品です。2014年「インステック ジャパン」と合併し、日本国内ではテクシオ・テクノロジーが販売、修理、校正サービスを行なっています。
ここでは、テクシオ・テクノロジーの情報を掲載しています。
| 所在地 | 神奈川県横浜市港北区新横浜2-18-13(本社) |
|---|---|
| 電話番号 | 045-620-2303 |
| 公式HP | https://www.texio.co.jp/ |
周波数帯域別におすすめのオシロスコープメーカー3社を紹介します。


| 周波数帯域 | 200MHz |
|---|---|
| サンプルレート | 1GSa/s |
| チャネル数 | 2 |

| 周波数帯域 | 350MHz/500MHz |
|---|---|
| サンプルレート | 2.5GS/s |
| チャネル数 | 最大16(2台連結) |

| 周波数帯域 | 100GHz |
|---|---|
| サンプルレート | 256GSa/s |
| チャネル数 | 4 |