オシロスコープのトリガとは、波形を表示するタイミングを決める機能です。
オシロスコープは入力信号を連続的に取り込んでいますが、トリガが適切に設定されていないと、表示の基準位置が毎回ずれてしまい、波形が画面上で流れて見えたり不安定になったりします。
トリガを設定すると、信号の同じポイントを基準に繰り返し表示できるため、波形を安定して観測できます。デジタルオシロスコープでは、トリガ条件を満たした時点を基準に、その前後のデータをメモリ上に保持して表示します。そのため、単発信号や不定期に発生する異常の捕捉にも役立ちます。
トリガを使う際に、まず押さえておきたい基本設定は次の3つです。
また、トリガポジションを調整すると、トリガ点を画面のどこに表示するかを変更できます。プリトリガを使えば、トリガがかかる前の波形も確認できるため、異常発生前の挙動を調べたいときに便利です。
最も基本的でよく使われるのがエッジトリガです。これは、信号が設定した電圧レベルを横切るタイミングで波形を捕捉する方式で、一般的な測定の多くに対応できます。
さらに、特定の異常や条件を捉えたい場合には、次のようなトリガも使われます。
オシロスコープのトリガ機能は、波形を安定して観測し、必要な瞬間を正確に捉えるための重要な機能です。
まずはエッジトリガの基本を理解し、必要に応じてパルス幅トリガやラントトリガなどを使い分けることで、デバッグや検証の精度を高められます。
周波数帯域別におすすめのオシロスコープメーカー3社を紹介します。


| 周波数帯域 | 200MHz |
|---|---|
| サンプルレート | 1GSa/s |
| チャネル数 | 2 |

| 周波数帯域 | 350MHz/500MHz |
|---|---|
| サンプルレート | 2.5GS/s |
| チャネル数 | 最大16(2台連結) |

| 周波数帯域 | 100GHz |
|---|---|
| サンプルレート | 256GSa/s |
| チャネル数 | 4 |