周波数帯域350MHzのオシロスコープは、200MHz帯では捉えきれない高速現象の観測に対応し、設計の信頼性を高める高性能なモデルです。そんな周波数帯域350MHzのオシロスコープをリリースしているオシロスコープメーカーを紹介します。周波数帯域350MHzのオシロスコープを探している方は、ぜひ参考にしてみてください。
横河計測の350MHz帯域幅オシロスコープには、コンパクトなDLM3000シリーズと多チャンネル対応のDLM5000シリーズがあります。DLM3000シリーズは2〜4チャンネル、8.4インチ画面を搭載し、持ち運びに優れたモデルです。DLM5000シリーズは4〜8チャンネル、12.1インチの大型画面で、複雑なシステムの同時観測に適しています。
両シリーズとも標準モデル(8ビットADC)と高分解能HDモデル(12ビットADC)があり、HDモデルは微小信号測定に優れ、メモリ容量も最大1Gポイントと2倍に拡張されています。全機種で2.5GS/sの高速サンプリング、タッチパネル操作、シリアルバス解析などの高度な機能を備え、用途に応じた選択が可能です。
| 製品名 | チャネル数 | 最高サンプルレート | 垂直分解能 | 最大レコード長 |
|---|---|---|---|---|
| DLM5034HD | アナログ4+ロジック32 | 2.5GS/s (全ch) | 12bit, 最大16bit (高分解能モード) | 1Gポイント |
| DLM5038HD | アナログ8+ロジック32 | 2.5GS/s (全ch) | 12bit, 最大16bit (高分解能モード) | 1Gポイント |
| DLM3034HD | アナログ 4 または アナログ 3 + ロジック 8 |
2.5GS/s | 12 bit (16 bit 高分解能モードあり) | 1Gポイント |
| DLM5034 | アナログ4+ロジック32 | 2.5GS/s | 8bit, 最大12bit (高分解能モード) | 最大500Mポイント |
| DLM5038 | アナログ8+ロジック32 | 2.5GS/s | 8bit, 最大12bit (高分解能モード) | 最大500Mポイント |
| DLM3032 | アナログ 2 | 2.5GS/s | 8bit | 125Mポイント (Single測定, ch1のみ使用) |
| DLM3034 | アナログ 4 または アナログ 3 + ロジック 8 |
2.5GS/s | 8bit | 500Mポイント (Single測定, 奇数チャネルのみ使用, /M2オプション) |
キーサイトのDSOX3034Tは、350MHz帯域、4アナログチャネルを持つオシロスコープです。8.5インチの大型静電容量方式タッチスクリーンを搭載し、直観的な操作を実現しています。最大の特徴は、1,000,000波形/秒の高速波形更新レートと、画面をタッチしてトリガを設定できる独自の「ゾーン・タッチ・トリガ」機能です。これにより、まれな異常波形も素早く特定できます。
また、メモリ(最大4Mポイント)や帯域幅、デジタルチャネル(MSO化)などを購入後でも追加できる「フルアップグレード」対応も強みです。
| 製品名 | チャネル数 | 最高サンプルレート | 垂直分解能 | 最大レコード長 |
|---|---|---|---|---|
| DSOX3034T オシロスコープ : 350 MHz | アナログ 4 | - | - |
オシロスコープを選ぶ際は、用途に合った「周波数帯域」の選定がとても重要です。
メーカーごとに得意とする周波数帯域やラインアップには違いがあり、それが価格や解析機能、拡張性にも影響します。
本メディアではオシロスコープメーカーへの相談を検討中の企業向けに、周波数帯域別におすすめのメーカーを3社ご紹介している特集ページがありますので、併せてご参照ください。
周波数帯域別におすすめのオシロスコープメーカー3社を紹介します。


| 周波数帯域 | 200MHz |
|---|---|
| サンプルレート | 1GSa/s |
| チャネル数 | 2 |

| 周波数帯域 | 350MHz/500MHz |
|---|---|
| サンプルレート | 2.5GS/s |
| チャネル数 | 最大16(2台連結) |

| 周波数帯域 | 100GHz |
|---|---|
| サンプルレート | 256GSa/s |
| チャネル数 | 4 |