Pico Technologyは、PCに接続して使用するオシロスコープを中心に、データロガーやRF製品を提供するイギリスの電子計測器メーカーです。
本記事では、同社が提供するオシロスコープや、企業の特徴を紹介します。導入検討の参考として、ぜひご覧ください。
| 型番・モデル名 | 2204A/2205A/2206B/2207B/2208B/2405A/2406B/2407B/2408B/2205A MSO/2206B MSO/2207B MSO/2208B MSO |
|---|---|
| 価格 | $149~$1,365 ※税不明 |
| 最大サンプリングレート | 100MSa/s~1GSa/s※機種により異なります |
| 周波数帯域 | 10MHz~100MHz※機種により異なります |
| チャネル数 | アナログ:4チャネルまたは2チャネル MSOモデルは、16デジタルチャネル追加可能※機種により異なります |
| 垂直軸分解能 | 8ビット |
USB給電で動作するPC接続型のオシロスコープで、本体は200g未満と軽量かつコンパクト。ノートPCとともに容易に持ち運ぶことができ、車両内のような電源設備のない環境でもUSB接続だけで波形取得が可能です。
設置スペースを取らないため、車内や狭小なブースでも作業の妨げにならず、現場での即時計測や効率的な検証を実現します。
MSO対応モデルではアナログ2チャネルに加えデジタル16チャネルを備え、I2CやSPI、CAN、LIN、FlexRayなどの通信信号を同時に解析可能。アナログとデジタルの波形を並列表示することで、タイミングの相関関係を視覚的に把握でき、信号間の遅延や異常の検出が容易になります。
| 型番・モデル名 | 3415Eおよび3415E MSO/3416Eおよび3416E MSO/3417Eおよび3417E MSO/3418Eおよび3418E MSO |
|---|---|
| 価格 | $1,927~$5,475※税不明 |
| 最大サンプリングレート | 312.5MSa/s~5GSa/s※機種により異なります |
| 周波数帯域 | 100MHz~500MHz※機種により異なります |
| チャネル数 | 4チャネル(MSOモデルは、16デジタルチャネル追加可能) |
| 垂直軸分解能 | 8ビット、10ビット |
最大500MHzの帯域幅と5GSa/sのサンプリングレートを備えながら、USBポートからの電力供給だけで動作するPC接続型のオシロスコープです。
専用電源や据え置き装置を必要とせず、高帯域信号の取得と解析が可能なため、機材の設置や撤収もスムーズに行えます。
機材の持ち運びや再設置が容易なため、車載試験、出張先、仮設の評価環境など電源やスペースに制約のある現場でもすぐに計測が開始することが可能。
立ち上がりの速いデジタル信号、高速クロック、微細なジッタやスパイクといった一過性の現象も高精度かつリアルタイムで捉えられ、現場での迅速な判断と対応を可能にします。
| 型番・モデル名 | 4224A/4424A/4824A |
|---|---|
| 価格 | $994U~$3153※税不明 |
| 最大サンプリングレート | 80MSa/s(最大4チャネル使用時)※チャネル数により異なります |
| 周波数帯域 | 10MHz~20MHz |
| チャネル数 | 2チャネル~8チャネル※機種により異なります |
| 垂直軸分解能 | 12ビット |
最大8チャネルのすべてが12ビット高分解能入力に対応し、±10mV~±50Vの広い入力レンジで、センサ出力や制御ライン、電源信号を同時に測定可能。
自動車の制御ユニットや産業機械のモータ制御系、医療・音響機器のセンサ評価など、多系統アナログ信号を扱う開発現場で、1台で精密な波形取得が行えます。
DeepMeasure機能により、数十万回のパルス波形から異常値を瞬時に抽出・統計処理でき、長時間評価や品質検証にも対応。複雑な信号の全体像と詳細を効率よく把握できる構成は、信頼性が求められる設計・検証工程を強力に支援します。
| 型番・モデル名 | 9300-20/9300-30/9302-20/9311-20/9321-20/9341-20/9341-30 |
|---|---|
| 価格 | $19,245~$40,615※税不明 |
| 最大サンプリングレート | 等価時間:最大15TSa/s(64フェムト秒) リアルタイム:1MSa/s(16ビット) |
| 周波数帯域 | 20GHz~30GHz |
| チャネル数 | 2、4チャネル※機種により異なります |
| 垂直軸分解能 | 16ビット |
繰り返し信号を高精度に再構成する等価時間サンプリング方式(最大15TSa/s、64フェムト秒)を採用。ジッタ解析やアイパターン評価、TDR/TDT測定に適しており、EthernetやPCIeなど高速伝送路の信号品質を定量化し、設計・検証に貢献します。
1MSa/s・16ビットのリアルタイムADCを搭載し、低速信号の観測や測定条件の確認にも柔軟に対応可能。通信機器、半導体、光デバイス評価などの現場で高精度なリスク検証を実現します。
詳細は企業に直接お問い合わせください。
PC接続型のUSBオシロスコープ開発に取り組んできたイギリスの電子計測器メーカーです。シリアルデータ解析やマスクテストなどの機能を標準で搭載し、追加費用なく利用できます。
付属ソフトウェア「PicoScope」は多言語対応で、日本語環境でも運用しやすく、導入前後の技術サポートを用意。ISO9001およびISO14001の認証を取得した品質管理体制のもとで製造されており、製品には最大5年間のメーカー保証が付属します。
オシロスコープを選ぶ際は、用途に合った「周波数帯域」の選定がとても重要です。
メーカーごとに得意とする周波数帯域やラインアップには違いがあり、それが価格や解析機能、拡張性にも影響します。
本メディアではオシロスコープメーカーへの相談を検討中の企業向けに、周波数帯域別におすすめのメーカーを3社ご紹介している特集ページがありますので、併せてご参照ください。
| 所在地 | Pico Technology James House Colmworth Business Park St Neots, Cambridgeshire PE19 8YP United Kingdom(本社) |
|---|---|
| 電話番号 | +44(0)1480 396 395 |
| 公式HP | https://picotech.jp/ |
周波数帯域別におすすめのオシロスコープメーカー3社を紹介します。


| 周波数帯域 | 200MHz |
|---|---|
| サンプルレート | 1GSa/s |
| チャネル数 | 2 |

| 周波数帯域 | 350MHz/500MHz |
|---|---|
| サンプルレート | 2.5GS/s |
| チャネル数 | 最大16(2台連結) |

| 周波数帯域 | 100GHz |
|---|---|
| サンプルレート | 256GSa/s |
| チャネル数 | 4 |