SIGLENT(シグレント)は、デジタルオシロスコープをはじめとする電子計測器の開発・製造・販売を手がけています。
本記事では、同社が提供するオシロスコープ製品や提供企業の特徴を紹介します。導入検討の参考として、ぜひご覧ください。
| 型番・モデル名 | SDS7304A H12/SDS7404A H12/SDS7604A H12/SDS7804A H12/SDS7604AP/SDS7804AP |
|---|---|
| 価格 | 記載なし |
| 最大サンプリングレート | 20GSa/s(デュアルチャネルまたは、すべてのチャネル) |
| 周波数帯域 | 3GHz~8GHz※機種により異なります |
| チャネル数 | アナログ4チャネル+外部トリガ入力(EXT) |
| 垂直軸分解能 | 12ビット(ERESモードでは最大16ビット) |
リアルタイムスペクトラム解析(RTSA)機能により、最大1GHzの解析帯域で、Wi-Fiや5GNR(第5世代移動通信の無線通信規格)などの高速通信信号をリアルタイムに可視化できます。
無線機器の設計やEMC試験を担当する開発エンジニアが、製品の動作中に発生する突発的な干渉やバーストノイズを確認したい場面で効果を発揮。デンシティプロットや3D表示で瞬間的な周波数変動を視覚的に捉えられ、異常の発生タイミングをその場で特定できます。
5G/Wi-Fiを搭載したIoT製品における相互干渉ノイズの特定や、高速インターフェースの信号品質評価など、再現困難な問題への即時対応が可能になり、開発リードタイム短縮や品質保証の効率化に大きく貢献します。
| 型番・モデル名 | SDS6054A/SDS6104A/SDS6204A |
|---|---|
| 価格 | 記載なし |
| 最大サンプリングレート | 1チャネルあたり5GSa/s(ESRモード時では最大10GSa/s) |
| 周波数帯域 | 500MHz~2GHz※機種によります |
| チャネル数 | アナログ4チャネル+外部トリガ入力(EXT) |
| 垂直軸分解能 | 8ビット(高解像度モードでは最大16ビット) |
ジッタ解析やアイダイアグラム解析機能を搭載したデジタルオシロスコープです。
車載・産業分野で広く使われるI²C、SPI、UART、CAN、LINなどのシリアル通信プロトコルにも対応しており、追加ソフトなしでその場で解析できます。
500Mptsの大容量メモリとハードウェアズームにより、長時間の波形から異常をピンポイントで確認可能。専用アクティブプローブ(SAP2500/SAP2500D)を用いれば、信号への影響を抑えた忠実な観測も行えます。
再現性の低いジッタやノイズの発生を短時間で特定できるため、外部機器に頼らずに信号品質の評価がその場で完結。効率的かつ信頼性の高い開発環境を構築できます。
| 型番・モデル名 | SDS1102X HD/SDS1104X HD/SDS1202X HD/SDS1204X HD |
|---|---|
| 価格 | 198,000円(税込)~352,000円(税込) ※機種によります |
| 最大サンプリングレート | 2GSa/s |
| 周波数帯域 | 100MHz~200MHz※機種によります |
| チャネル数 | アナログ2チャネルまたは4チャネル+外部トリガ入力(EXT)※モデルにより異なります |
| 垂直軸分解能 | 12ビット |
12ビットA/Dコンバータと70μVrmsの低ノイズ設計により、スイッチング電源やアナログ信号の微細な変化を正確に観測。突入電流やループ応答の解析にも対応し、電源品質の定量的評価に貢献します。
CAN、LIN、FlexRayなど車載バスのデコード機能を備え、通信不具合のトリガ信号検出やタイミング確認に有効です。最大2 MptsのFFT演算と高速リフレッシュにより、ノイズ源の特定も迅速に行えます。
オプションの16チャネルロジックアナライザを用いることで、マイコンやFPGA周辺のアナログ・デジタル混在信号も効率的に解析可能。
たとえば、IoT機器のセンサ回路や電源周りのリップル測定、制御信号の同時観測によって、デバッグ時間を短縮し、製品開発の精度と効率を高める開発環境を実現します。
| 型番・モデル名 | SHS810X/SHS820X |
|---|---|
| 価格 | SHS810X:165,000円(税込)、SHS820X:209,000円(税込) |
| 最大サンプリングレート | 1GSa/s |
| 周波数帯域 | SHS810X:100MHz、SHS820X:200MHz |
| チャネル数 | 2チャネル |
| 垂直軸分解能 | 8ビット |
オシロスコープ、True RMSマルチメーター、ロガー、FFT解析、シリアルデコードの機能を統合した「5-in-1」の多機能ポータブルモデルです。
防塵・防滴(IP51)設計と6,900mAhの安全認証バッテリーにより、電源のない現場でも安定して使用できます。
オシロスコープ入力部は非絶縁の2チャネル構成で、CAT II 1000V / CAT III 600Vに対応。マルチメーター部は絶縁入力となっており、高電圧やフローティング信号の安全な測定も行えます。
波形観測から電圧・電流の測定、ログ取得、信号解析までを1台でカバー。生産ラインの立ち上げ時における電源・信号異常のその場確認や、自動車の出張メンテナンス現場での配線不具合の即時解析に活用でき、作業の即応性と安全性を両立します。
詳細は企業に直接お問い合わせください。
中国・深圳を本拠地とする電子計測器の開発・製造・販売を行うメーカーです。
多様なオシロスコープ製品を取り扱っており、中には12ビットADC、8GHz帯域、RTSA機能など、欧米製ハイエンド機種に近い性能をもつオシロスコープ製品も提供しています。
ISO9001:2015およびISO14001:2015の認証を取得しており、品質・環境に対する管理体制も整備。世界各地に拠点を展開し、自動車・通信・電力・教育分野など、測定要求の厳しい現場でも広く活用されています。
日本国内では「シグレントジャパン」が販売・サポートを提供。日本語マニュアルの提供、技術サポート、国内保証対応までを担っており、導入後も安心して運用できる体制が整っています。
オシロスコープを選ぶ際は、用途に合った「周波数帯域」の選定がとても重要です。
メーカーごとに得意とする周波数帯域やラインアップには違いがあり、それが価格や解析機能、拡張性にも影響します。
本メディアではオシロスコープメーカーへの相談を検討中の企業向けに、周波数帯域別におすすめのメーカーを3社ご紹介している特集ページがありますので、併せてご参照ください。
SIGLENT(シグレント)製品の販売・サポートを行っている日本法人「シグレントジャパン」の情報を掲載しています。
| 所在地 | 東京都千代田区六番町152鳳翔ビル3F(シグレントジャパン/日本販売拠点) |
|---|---|
| 電話番号 | 記載なし。 メールアドレス:info-jp@siglent.com |
| 公式HP | https://siglent.co.jp/ |
周波数帯域別におすすめのオシロスコープメーカー3社を紹介します。


| 周波数帯域 | 200MHz |
|---|---|
| サンプルレート | 1GSa/s |
| チャネル数 | 2 |

| 周波数帯域 | 350MHz/500MHz |
|---|---|
| サンプルレート | 2.5GS/s |
| チャネル数 | 最大16(2台連結) |

| 周波数帯域 | 100GHz |
|---|---|
| サンプルレート | 256GSa/s |
| チャネル数 | 4 |